韓国の研究開発の投資効率、日本や中国に及ばず―韓国紙

Record China    2015年6月19日(金) 4時45分

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16日、過去5年間における日中韓3カ国の研究開発の投資効率で、韓国は日本と中国に劣っていることから明らかになった。資料写真。

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2015年6月16日、韓国の経済紙・亜州経済によると、韓国のシンクタンク・現代経済研究院が発表した統計から、2010〜2014年の5年間における日中韓3カ国の研究開発の投資効率で、韓国は日本と中国に劣っていることが明らかになった。17日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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2014年における3カ国の上場企業の平均研究開発投資規模は中国が4410万ドル、日本が1億3440万ドル、韓国が9220万ドル。その投資から生み出された無形資産と投資規模の比率で見てみると、中国は29.7倍、日本22.1倍、韓国11.8倍で韓国が最も低い。5年間で韓国は0.6ポイント下げたが、日本は1.5倍、中国は2.5倍になっている。

また、企業の株式時価総額と研究開発投資の比率で見ても、韓国は345.5倍で、日本の270.9倍は上回ったものの、中国の1510.3倍を大きく下回った。なお、韓国と中国は2010年と比べてそれぞれ0.3倍、0.5倍下げたが、日本は1.9倍に増大している。

現代経済研究院は、韓国政府は税務や規制などを調整して企業の投資効率を高める必要があると指摘、人材の育成や活用の面でも政府がサポートし、競争力を高める対策を講じるべきだとしている。(翻訳・編集/岡田)

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