日本の牛丼価格、決めるのは中国の動向?―中国メディア

Record China    2015年6月19日(金) 13時28分

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18日、日本で主に牛丼などに使われる米国産牛バラ肉の価格が1年3カ月ぶりの安値を記録した。

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2015年6月18日、日本で主に牛丼などに使われる米国産牛バラ肉の価格が1年3カ月ぶりの安値を記録した。2014年に急騰した相場が下げに転じ、国内の流通価格は2014年末に比べて4〜5割も下落した。日本では、牛丼価格がデフレ指数の象徴の1つと見なされているが、この指数は現在ますます中国の影響を受けつつある。日本メディアの報道を引用して人民網が伝えた。

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日本が米国から輸入している牛の胸や腹の肉は主に牛丼などに使われ、「牛バラ肉」(米国産ショートプレート)と呼ばれている。この1年で円安が進んだにもかかわらず、供給過剰により、牛バラ肉の価格が下落した。これは、中国が現在米国からの牛肉輸入を取り締まっているためだ。日本の大手牛丼チェーンは今後の価格動向を注視している。

中国は香港経由で中国本土に流入している米国産牛肉に対する取り締まりを強化し、成長促進ホルモン剤の使用量を確認できない牛肉の輸入を禁止した。2014年までは、中国の火鍋用牛肉の需要が増え続けていたが、これを機に急速に冷え込んだ。

現在、米国から正規ルートで牛肉を大量に輸入しているのは日本だけであり、本来中国向けに販売していた一部牛肉が余剰になっている。

米国の食肉業界は中国への輸入に対して大きな期待を抱いている。ある企業は中国のために専門の牛を育てることを検討し始めている。国際貿易業界内では、中国政府が9月以降正式に米国産牛肉の輸入を認めるという噂が流れている。日本が今後も引き続き米国の牛肉を低価格で買い付けできるかどうかを予測することは非常に難しい。(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/武藤)

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