Record China 2015年6月21日(日) 12時53分
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17日、中国湖北省武漢市を走るバスで、座席をめぐる騒動があった。そうした中、日本で妊娠・出産した中国人女性は、日本のある取り組みを称賛している。写真はマタニティマーク。
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2015年6月17日、中国湖北省武漢市を走るバスで、老人が席を譲らなかった若い女性を無理やり席から引き剥がすという騒動があった。
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中国では座席をめぐるトラブルが後を絶たない。そうしたトラブルには、妊婦も巻き込まれることがある。「妊婦に席を譲ったら礼も言わなかった」「妊婦かと思って譲ったらただ太っているだけの人で怒られた」などの声はよく聞かれる。
そうした中、日本人と結婚し、日本で妊娠・出産した中国人女性は、日本のある取り組みを称賛している。それは、「マタニティマーク」だ。マタニティマークは妊婦が身につけるもので、公共交通機関などを利用する際に、周囲の気遣いを求めるものだ。「初めは何の事だかわからなかったけど、自分が妊娠して初めてその素晴らしさがわかった」と女性は話す。
女性は、「妊娠4カ月くらいのときに、マタニティマークを付けて電車に乗っていたら、目の前の席に座っていた男の人が『どうぞ』と席を譲ろうとしてくれた。その時は、体調が良かったので、『ありがとうございます。大丈夫です』と断った。けれど、その男の人は次の駅でわざわざいったん降りて、別の車両に乗り込んでいった。きっと私に席を譲るためだったと思う。心遣いがうれしかった」と実体験を話した。
マタニティマークの活動は中国でも話題になったことがあり、ネットユーザーからは、「これ、いい制度だね」「妊婦さんに優しい取り組みだ」「日本人はこういう細かい気配りができるんだよな」「中国もまねしよう」「中国では無理かもね。付けていても譲ってくれる人はいないと思う」など、肯定的な意見が多く寄せられていた。(翻訳・編集/北田)
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