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9日、「ラスト、コーション」金獅子賞受賞で幕を閉じたベネチア国際映画祭の審査委員長チャン・イーモウ監督は、英語が分からず通訳の説明を聞きながら審査していたとの報道が。
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2007年9月9日、第64回ベネチア国際映画祭で審査委員長をつとめたチャン・イーモウ(張芸謀)監督の審査能力を疑問視する内容のニュースを中国メディアが伝えた。
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チャン監督は英語がわからないので、今回の映画祭の出品作品のうち彼自身が明確に理解できた映画は中国語映画のみだという。その他の映画は、すべて隣の席に座った通訳の説明付きで見ており、この通訳自身の語学能力にも問題があると伝えている。
いずれにしろ、中国語映画以外の作品は半分くらいしかその内容がわからなかっただろうとメディアは推測。チャン監督は中国語映画を特別ひいきしたりはしないと語っていたが、自分が完全に理解できない映画に良い評価が与えられるだろうかと、手厳しい意見で結んでいる。(翻訳・編集/本郷智子)
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