Record China 2015年6月24日(水) 3時26分
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21日、参考消息網は、象の密猟を「国家の災難」と危惧するタンザニア当局が中国に対して象牙の需要を抑制するよう求めたと報じた。写真は象牙製品。
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2015年6月21日、参考消息網は海外メディアの報道を引用し、象の密猟を「国家の災難」と危惧するタンザニア当局が中国に対して象牙の需要を抑制するよう求めたと報じた。
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ロイターによると、タンザニアに生息する象は09年の約11万頭から昨年は約4万3000頭にまで減り、環境保護団体はその背景として大規模な密猟を指摘している。中国やベトナムなど経済成長が急速に進むアジア諸国で象牙に対する需要が伸びており、同国高官は「中国をはじめとする国際社会に象牙の需要抑制を訴えたい」と発言した。
中国は今年2月に象牙製品の輸入を禁じる措置を発表したが、ある環境保護主義者は「汚職問題が密猟をより深刻化させている」と非難している。
この報道に中国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。
「動物の骨で作った品を好んで買い求めるなんて、変態というしかない」
「象牙製品を購入する人はこの問題をしっかりと理解すべき。子どもたちが教科書でしか象を目にすることができないという日が来ないことを願う」
「象牙を彫って作った菩薩像に慈悲の心なんてあるわけがない」
「象牙で作った箸は毒に反応するらしい。役人たちは押収した象牙製品を破壊するなんてパフォーマンスをやっていたけど、こっそり持って行くのではないだろうか?」
「どうしていつも中国がやり玉に挙げられるのだろう」
「中国の犬肉祭がバッシングを浴びているけど、象の密猟の方が深刻なのではないだろうか?」
「中国人は物質の豊かさを求めている。生態系なんて関係ない」
「経済学的にみれば、数が少ないほど値段は上がる。押収した象牙を粉砕したら象牙製品は品薄になってますます高騰するから、密猟ももっと増えるのではないだろうか」
「われわれ庶民とは縁のない話。象牙なんて買えるわけがない」(翻訳・編集/野谷)
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