2015年6月23日、環球時報は独デア・シュピーゲルの報道を引用し、アドルフ・ヒトラーが描いたとされる絵画がドイツでオークションにかけられ、最も高値がついた水彩画は中国の収集家が落札したと報じた。

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出品されたのはヒトラーが約100年前に描いた水彩画やデッサンで、落札価格は計39万1000ユーロ（約5500万円）。その多くに「A．Hitler」のサインが入っており、中国の収集家はノイシュバンシュタイン城が描かれた水彩画を10万ユーロ（約1400万円）で落札した。

多くの専門家はヒトラーの絵画を「一般的なレベル」と評しており、「独自の画風がなく、何を描きたいのか伝わってこない。これらの絵画に大した値打ちはない」との指摘も出ている。ヒトラーは当初、芸術家を目指しており、描いたデッサン、水彩画、油絵は計2000〜3000点に上る。（翻訳・編集/野谷）