「フェイスブック創始者から電話があって…」=韓国の「天才少女」はなぜ大うそをついたのか?―中国紙

Record China    2015年6月23日(火) 12時51分

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22日、信息時報によると、ハーバード大学とスタンフォード大学に合格したとして大きな注目を集めていた韓国人の「天才数学少女」について、すべてこの女子学生が捏造(ねつぞう)したうそだったことが分かった。写真はハーバード大学。

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2015年6月22日、信息時報によると、ハーバード大学とスタンフォード大学に合格したとして大きな注目を集めていた韓国人の「天才数学少女」について、すべてこの女子学生が捏造(ねつぞう)したうそだったことが分かった。

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メディアでは当時、米バージニア州の高校に通う韓国人キム・ジョンユンさんについて、「昨年末、ハーバード大学に早期入学をしていたが、スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学、カリフォルニア工科大学、コーネル大学の入試にも合格した。それだけでなく、各大学の教授らからぜひ来てほしいと入学の要請を受け、最終的にハーバード大学とスタンフォード大学が彼女を勝ち取った」などと報じていた。

彼女自身も、両校からそれぞれ2年ずつ学ぶことを提案され、留学生として6万ドル(約720万円)の奨学金も提供されると話していた。また、知人にフェイスブックの創始者であるマーク・ザッカーバーグ氏から直接電話を受け、ハーバード大学に入学するよう勧められたなどとも話していた。この話が韓国国内で話題となり、世界のメディアが「天才少女」と取り上げることになった。

しかし、彼女の母校は先日、この話は事実ではないと発表。ハーバード大学も「彼女が持っている通知書は偽造されたもので、スタンフォード大学との間にはそうした話(2年ずつ学ばせる)はない」と否定した。その後、彼女の両親も発言がうそだったことを認めている。この少女が通う高校は名門校で、同級生との競争や両親のプレッシャーからこうしたうそをついたとみられている。(翻訳・編集/北田

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