2015年6月23日、中国新聞社によると、22日の日韓国交正常化50周年の記念行事に安倍晋三首相、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領が出席したことについて、韓国メディアは「今後の日韓首脳会談が焦点となるが、旧日本軍の従軍慰安婦問題の解決が開催に向けた最大の難題となる」と伝えた。

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韓国メディアは「慰安婦問題をめぐる協議は相当進展したものの、日本政府が核心となる法的責任問題について認めるかどうか態度を明らかにしていない。日韓外相もこの点で溝は埋まらなかった。韓国の尹炳世（ユン・ビョンセ）外相は「日本が明確な姿勢を示すことが大切だ」と述べている。

専門家らは「事実の確認と公的な謝罪について、日本はすでに『河野談話』で示している。日本政府もそう認識しており、双方は完全な妥協点を見出だせるはずだ。今後は被害者への賠償、補償が最も難しい問題となるだろう。韓国は法的責任と賠償を日本に認めるよう求めているが、日本は基金を経由しての補償金支払いを望んでいる」と説明した。（翻訳・編集/大宮）