2015年6月24日、韓国の柳明桓（ユ・ミョンファン）元外相はこのほど、日韓国交正常化50周年記念行事に安倍晋三首相、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領が参加したことを評価した上で、両国の関係の正常化について「首脳会談の開催が不可欠だ」と強調した。中国新聞社が伝えた。

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韓国メディアによると、柳元外相は「日韓双方はこのままの状態を続けていけば、関係回復は難しいとの共通認識に達している。今年は国交正常化50周年。互いにこの機を逃してはならないとも考えている」と指摘。首脳会談について「韓国が歴史問題を理由に開催に応じなかったのは正しいが、今は長期的な視野で実現に期待している」と述べた。

また、旧日本軍の従軍慰安婦問題を含む歴史問題について「首脳会談で互いの認識に大きな隔たりがある問題を話し合うのは危険も伴うが、すでに多くの時間が失われた。慰安婦問題のせいでほかの多くの課題が進展していない。慰安婦問題をまず解決し、平常心で話し合いを進めてほしい」と語った。（翻訳・編集/大宮）