2015年6月28日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の音声通話の料金が、経済協力開発機構（OECD）加盟国で比較すると5番目に安いことが分かった。

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米投資銀行メリルリンチが5月1日に発表した報告書によると、昨年の韓国の移動通信社の1分当たりの音声通話平均価格（RPM）は0．028ドル（約3．4円）で、調査対象のOECD加盟22カ国中5番目に安かった。22カ国のRPM平均値は0．064ドル（約7．9円）だった。韓国よりもRPMが低い国はポルトガル、メキシコ、イスラエル、トルコなど、いずれも開発途上の4カ国にとどまり、逆にRPMが最も高い国は、0．156ドル（約19．2円）のノルウェーとオランダという結果だった。

韓国のRPMは12年に0．099ドル（約12．2円）だったが、それ以降年々下がり、今年も大きく下がることが予想されている。

これについて、韓国のネットユーザーからは疑問を投げ掛けるコメントが数多く寄せられている。

「音声通話は安いだろうけど、最近はデータで料金がかかる」

「今どき音声通話だなんて。通信社が通話でお金を稼ぐ時代は終わった」

「通話料が安いのは確か、基本料やデータ使用料金が高い。基本料金を含めた金額で比べたら、韓国はトップ5に入るはず」

「通信費は安いけど、端末の代金は？」

「所得も比較しないと意味がない」

「国民所得と比較した通信費を見たら、仰天しそうだ。韓国の20代の大半は最低賃金で働いている。今の韓国で20代が就職するのは、空の星を取るほど難しい」

「通信会社からお金もらって記事を書いた？」

「自分たちが有利なことは、いつもOECD基準と比べる。最低時給や福祉分野のような、自分たちが不利なことは、後進国と比べる」

「代わりに、データ通信料は世界で一番高い」

「これは料金を上げるための餌？」

「料金にそんなに自信があるなら、誰でも通信事業ができるように通信市場を開放しろ」（翻訳・編集/和氣）