消失が止まらない「万里の長城」、れんがを抜き取って家を建てる住民も―中国

Record China    2015年6月29日(月) 20時10分

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29日、中国を代表する歴史的建造物「万里の長城」が人的破壊や管理不足、風雨にさらされるなどした結果、約30%が消失した。写真は北京郊外の黄花城長城。

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2015年6月29日、大河網によると、中国を代表する歴史的建造物「万里の長城」が人的破壊や管理不足、風雨にさらされるなどした結果、約30%が消失した。保存状態が比較的良いとされる部分は10%にも満たないという。

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長城の長さは約8851キロメートル。2003年9月にワールド・モニュメント財団(WMF)の「最も危機にひんしている遺跡」として名前が挙がった後も消失は続いており、観光開発や付近での不動産建設などが悪影響を及ぼしていると指摘されている。

さらに、住民が家を建てるために長城のれんがを抜き取るといった行為も横行しており、法的手段による保存を求める声が高まっている。(翻訳・編集/野谷

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