Record China 2015年6月29日(月) 20時50分
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29日、グローバル市場調査・コンサルティング大手の米JD.パワーアンドアソシエイツが実施した消費者調査の結果、日系車の初期品質はこの30年で初めて業界平均レベルを下回った。資料写真。
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2015年6月29日、環球網によると、米誌フォーブス電子版はこのほど、グローバル市場調査・コンサルティング大手の米JD.パワーアンドアソシエイツが実施した消費者調査の結果、日系車の初期品質はこの30年で初めて業界平均レベルを下回ったと伝えた。
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この予想外の結果は、日本人の品質管理が甘いというより、他国のブランドが猛烈な勢いで品質向上を進めていることによると言えるだろう。現在、日系車の品質もやや改善が見られるが、他国のブランドほどのペースでは進んでいない。
韓国車の初期品質は過去にない速さで向上しており、その上昇率は他の国を引き離している。100台あたりの故障は90カ所で、2014年より11カ所減少した。欧州車は、この指標について、初めて日系車を追い抜いた。この指標で日本車が米国と並んだのは、過去29年で2回目だ。調査対象となった日系車10ブランドのうち、進歩が見られたのは4ブランドにとどまった。
JD.パワーアンドアソシエイツ米国自動車品質部のレニー・ステファンズ副部長は、「これは、品質マップに顕著な変化が生じたことを示している。長年の間、日系車は、多くの人から、品質ではトップレベルだと認められていた。日本のメーカーは絶えず改善を続けているが、他国のブランド、特に韓国車は、それ以上に品質の向上を加速させている」と指摘した。
自動車業にとって、自動車に電子技術を搭載することは、故障の頻発に繋がる。消費者からのクレームのほとんどは、特定話者認識と携帯端末とブルートゥースとの対応など、車載エンタテイメントと車載ネットワークに関する問題に集中している。スマートフォンの登場に、消費者はITを駆使する上で大きな期待を寄せ、それが現実となっている。だが、自動車メーカーが、スマホと同じような成功を新車で実現することは、かなり難しい課題である。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)
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