2015年6月29日、中国・環球網によると、韓国の崔●煥（チェ・ギョンファン、●は「日」の下に「火」）経済副首相兼企画財政部長官は中国主導で設立されるアジアインフラ投資銀行（AIIB）について、「アジアでインフラ建設の機会が拡大することは、競争力を持つ韓国企業に絶好の機会となる」との認識を示した。

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29日付の韓国・聯合ニュースによると、中国政府は同日、北京でAIIB創立メンバー57カ国による設立協定の署名式を行った。

崔氏は「アジアのインフラ市場は年間7000億ドル（約86兆円）以上だが、インフラ整備資金の供給は3000億ドル（約36兆9000億円）にも満たない」とし、「AIIBの設立により、アジアでインフラ建設の機会が拡大する。競争力を持つ韓国企業に絶好の機会となる」との認識を示した。

その上で「建設、交通、通信などのインフラ分野で、韓国企業の実力は世界上位だ」とし、競争力を持つという点において中国企業とは異なると強調した。

また、韓国がAIIBの理事ポストを得られるよう関係国と協議し、副総裁選出に向けても最大限努力すると話した。（翻訳・編集/柳川）