韓国MERSショックで内需停滞は長期化の様相、専門家は税金の減免措置を提言―中国メディア

Record China    2015年7月1日(水) 9時55分

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29日、経済参考報は韓国経済に打撃を与えているMERSについて、「韓国国民の消費意欲の委縮は予想を上回るスピードで、内需停滞が長期化の様相を呈している」と指摘した。写真はMERS流行後の韓国の地下鉄。

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2015年6月29日、経済参考報は韓国経済に打撃を与えている中東呼吸器症候群(MERS)について、「韓国国民の消費意欲の委縮は予想を上回るスピードで、内需停滞が長期化の様相を呈している」と指摘した。

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韓国の中央銀行が発表した6月の消費者動向調査によると、経済状況に対する消費者の心理を示す消費者心理指数(CCSI)は5月の105から6ポイント低い99に落ち込み、基準値の100を割った。

これは2012年12月の98に次ぐ低さで、延世大学の経済学部教授は「現在は生産、消費、投資、輸出のどれをとっても不振。経済の伸び悩みに歯止めをかけるため、20兆ウォン(約2兆2000億円)前後の追加予算を可決させ、積極的な財政政策を推し進める必要がある」と指摘。また、別の専門家は「消費意欲の極端な冷え込みを考えると、税金の一時的な減免措置を行うべき」との考えを示している。(翻訳・編集/野谷

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