2015年6月30日、中国メディア・捜狐によると、韓国MBCは、同国の人気バラエティー番組「無限挑戦」の中国版を10月から放送するとし、「パクリ」が疑われる類似の番組に厳しく対処することも併せて発表した。

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MBCは、「中国には現在、『無限挑戦』と類似のバラエティー番組が存在し、市場を混乱に陥れ、MBCのイメージを傷つけている。今後MBCは、CCTV（中国中央テレビ）で放送される『無限挑戦』以外の、MBCとは関係のない『無限挑戦』に類似したバラエティー番組に対して法的に対応する」とした。

MBCの副社長は「CCTVは中国で影響力が大きい。無限挑戦の不可能に挑戦し、夢を実現するという精神に合致する」とし、CCTV副社長は「MBCの『無限挑戦』は中国と韓国の文化の違いを示すことができる優れたバラエティー番組。創造力があり、偽物にはない真の精神を有している。そのため、中国の類似のバラエティー番組は本家にかなわない」と述べた。

この報道に対して、韓国のネットユーザーからは「中国はホント、まねが好きだよな」「（類似の番組には）厳しく対処してくれ！」「まったく中国人って…」などのコメントが寄せられる一方、「認めたくないけど、『無限挑戦』は日本のバラエティーをパクった番組でしょ。これは明らかな事実。中国のことを言える立場じゃない」「韓国が日本のバラエティーをパクったのは数知れず。よく中国のことを言えるな」「わが国も以前、日本のまねばかりしてただろう。おれたちが知らないとでも思ってるのか？」などのコメントも見られるという。（翻訳・編集/北田）