2015年7月1日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の黄教安（ファン・ギョアン）首相は間もなく開幕する光州夏季ユニバーシアード大会の会場を視察し、「大会は韓国政府の危機管理能力が試される重要な場」と指摘した。2日付で環球網が伝えた。

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3日に幕を開ける同大会は、中東呼吸器症候群（MERS）流行後、韓国で開かれる初の大型国際イベントとなる。世界170の国・地域から選手、関係者など約2万人が参加する見通しで、黄首相は「選手や観客を安心させるため、MERS拡散防止に向けて徹底的に取り組む。これによって不便に感じることがあるかもしれないが、協力してほしい」と呼びかけた。さらに、安全管理について何度も強調し、テロ活動などを念頭に厳重体制で臨む考えを示した。（翻訳・編集/野谷）