Record China 2007年9月15日(土) 10時18分
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中国人観光客の不作法が問題となっているが、観光客だけではなく、国際会議に出席する官僚、企業家などのエリート層にもマナー違反が目立ち、国際社会のひんしゅくを買っているという。写真は海南省で開催されたボアオ不動産フォーラム。
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2007年9月13日、中国の経済発展に伴い、海外旅行に出かける中国人が急増しているが、その数に正比例して中国人旅行客の不作法が問題となっている。一部旅行客の、あたりかまわず唾を吐く、服を脱ぐなどの行動が中国の国際的イメージを損なっているとして、中国政府によるマナー向上の呼びかけが行われるまでに至った。
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しかし、マナー向上が必要なのは一般旅行客だけではないという。国際会議に出席する官僚、企業家などにも、たびたびマナー違反が目立ち、国際社会のひんしゅくを買っているのだとか。
中国紙『国際先駆導報』は13日、国際会議における中国人出席者のマナー向上を訴える記事を掲載、国際会議で目立つ中国人の不作法として、以下の7例を挙げている。
1 最前席、または最後尾に固まって座り、真ん中を空けてしまう。
2 会議が始まってからも、電話やトイレにと頻繁に席を立つ。
3 レディーファーストの原則が守られず、一部出席者は女性の通訳・ガイドなどを尊重しない。
4 他の出席者の前で部下を大声でしかりつける。
5 きちんと座らず、ひどい者は貧乏揺すりまで始める。
6 TPOをわきまえず、正装をしない。ミニスカートやカジュアルすぎる服装で参加する者が多い。
7 部下がまるで召使いのように上司にかしづく。
以前、華字紙『欧州時報』はパリのルーブル宮殿で記念撮影をした中国の地方官僚を取り上げた。椅子に座る官僚の後には部下がひかえており、官僚の肩を揉んでいたという。(翻訳・編集/KT)
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