2015年7月4日、新快報は記事「韓国、観光客誘致にあの手この手＝それでも旅行社の韓国ツアー販売中止は続く」を掲載した。

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韓国旅行業界は中東呼吸器症候群（MERS）騒動で大打撃を受けた。外国人観光客が激減するなか、どうにかして呼び戻そうと韓国政府はさまざまな策を繰り出している。団体旅行客向けのビザ費用免除、ビザ有効期限の3カ月延長、日本の団体旅行ビザを持つ中国人観光客向けに15日の滞在許可などの施策が明らかになっている。

しかしMERSが完全に沈静化するまではツアー再開は難しいというのが中国旅行社の立場。ある旅行会社関係者は現時点では再開のめどは立っていないと話している。一方で個人旅行には復活のきざしが見られるという。個人旅行商品のキャンセルは減り、予約減も底を打ったという。（翻訳・編集/増田聡太郎）