農村から都市への人口流出、20年で3億人と予測―中国

2007年9月11日、国家人口発展戦略課題チームは、農村部から都市部への人口流出について、今後も増え続ける傾向は続き、仮に流出人口の増加率を年1ポイントと仮定した場合、20年間で3億人が都市部へ移る計算になると予測した。

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現在、農村部の余剰労働力は1億5000万から1億7000万人とみられ、この巨大な労働力が今後も都市部へと流れ続けるだろうと見ている。

都市部にとっては増え続ける人口に対応できるインフラ整備、公共サービス、都市管理能力の強化を迫られることになる。流入人口の多い都市部で求人情報を提供したり、流出の多い農村部と合同で職業訓練を実施して安定した生活の確保を促し、医療、社会保障、教育などの面で居住者との格差を縮めていく必要があると提言している。（翻訳・編集/WF）