強制徴用された中国人労働者の慰霊祭開催、程永華駐日大使「日本が悲惨な歴史の教訓をくみ取ることを期待する」―中国メディア

Record China    2015年7月6日(月) 19時50分

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5日、日本が強制徴用した中国人労働者の慰霊祭が福島県猪苗代町で行われ、程永華駐日大使が式典に出席した。写真は中国にある中国人民抗日戦争記念館。

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2015年7月5日、中国新聞社によると、日本が強制徴用した中国人労働者の慰霊祭が福島県猪苗代町で行われ、程永華(チョン・ヨンホア)駐日大使が式典に出席した。

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慰霊碑は中国から福島県に強制的に連れて来られ、命を落とした中国人労働者25人が祭られており、年に1回慰霊祭が開催されている。資料によると、3万8935人の中国人労働者が大戦中に日本に強制連行され、うち6830人が劣悪な労働環境などにより犠牲になった。

程大使はその後行われた記念会で、「強制徴用は日本の軍国主義者が中国侵略戦争中に中国人民に対して行った重大な罪の1つ」と述べ、「日本が侵略の歴史に正確に向き合い、深く反省することは、戦後の日本が国際社会に復帰し、アジアの隣国との友好関係を再構築する上での重要な前提だ。日本が心から反省し、悲惨な歴史の教訓をくみ取ることを期待する」と強調。さらに「第2次世界大戦終結から70年になるが、日本国内には侵略戦争の責任を認めない勢力が依然存在している。日本は戦後70周年を契機に、政治的、道義的責任を果たしてほしい。実際の行動で戦争被害国に誠意を見せることを希望する」と述べた。

現在、強制徴用された中国人労働者の慰霊碑は日本全国に36カ所ある。(翻訳・編集/野谷

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