中国国産アニメは米作品「カーズ」のパクリ?批判の声に監督「おまえたちこそ売国奴」と応酬―香港紙

Record China    2015年7月8日(水) 21時30分

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6日、中国国産のアニメ作品「汽車人総動員」が中国本土で公開されたが、その直後から「米ピクサーの長編アニメ作品『カーズ』に酷似している」「パクリではないのか」との声が上がっている。

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2015年7月6日、香港紙・明報によると、中国国産のアニメ作品「汽車人総動員」が中国本土で公開されたが、その直後から「米ピクサーの長編アニメ作品『カーズ』に酷似している」「パクリではないのか」との声が上がっている。こうした批判の声に、監督がネット上で激しく応酬している。7日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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ピクサーの制作した「カーズ」は中国版のタイトルが「賽車総動員」で、今回公開された「汽車人総動員」はこれにそっくりのタイトル。似ているのはタイトルだけではない。主要キャラクターは同じく赤い車体が使われている。

卓建栄(ジュオ・ジエンロン)監督は「参考にはした」ものの、盗作は否定。製作会社も「ディズニーとピクサーの『カーズ』とはまったく関係ない独自の作品だ」と声明を発表した。

しかし、中国国内では批判の声が高まっている。ネット上では「パクリ以外の何物でもない」「一目でわかるほどの盗作」「これは『カーズ』の何作目」など、作品を非難するコメントがあふれている。

卓監督はこうしたネット上に広がるパクリ説や批判に対し、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の自身のアカウントを通じて「盗作などではない」「おまえたちこそ新時代の漢奸(売国奴)だ」などと厳しい言葉で応じている。

この作品については、中国の他の監督からも盗作ではないかとの声が上がっているが、これに対しても卓監督は「ここにも恥知らずがいる」と応酬している。(翻訳・編集/岡田)

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