韓国の通貨危機にはあれほど厳しかったIMFが、ギリシャに甘い理由とは?=韓国ネット「韓国人は素直なんだ」「未開な韓国人の自業自得」

Record China    2015年7月9日(木) 5時3分

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8日、ギリシャの債務問題をめぐり、朝鮮日報は国際通貨基金(IMF)の対応が1997年に通貨危機に陥った韓国と今回のギリシャとで大きく異なっていると報じた。これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。写真は韓国紙幣。

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2015年7月8日、韓国・朝鮮日報は、国際通貨基金(IMF)の対応が、1997年に通貨危機に陥った韓国と、今回のギリシャとで大きく異なっていると報じた。

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1997年の韓国通貨危機において、IMFは韓国に対し25%の高金利、大企業と金融機関の構造改革など、過酷な条件を強いた上、「資金援助協議の履行覚書」の取り交わしまで要求した。しかし、同様に債務問題に陥ったギリシャに対しては、今回30%の債務減免が必要だとの提案を行い、債権国を困惑させている。

この差の原因について記事は、いくつもの要素が複合的に絡んでいると指摘した。一つは韓国とギリシャを取り巻く国際政治上の立ち位置。ギリシャがユーロ圏の一員であり、なおかつヨーロッパの精神的・文化的な「ふるさと」であるのに対し、韓国はアジアの端にある孤立した債務者だった。また、ギリシャへの対応にはIMF・EU・ドイツなど複数の思惑が影響しているが、韓国に対してはIMFがすべてを主導した。さらに、韓国の事例は通貨危機の最初の例であり、当時「条件が過酷だ」と批判を受けてIMFが戦略を変えたことも一因とみられる。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「韓国は自他ともに認めるグローバルなお人よしだ」

「いつだって不正・腐敗政権を選挙で選んでしまう未開な国民の自業自得」

「IMFが韓国をばかにしていたのか。あの時、全国民が国のためになると金を売ったけど、結局は利用されただけか」

「韓国人は素直なんだ」

「いろいろ理由はあるんだろうけど、一方では悔しく、一方では国力を養わなければ、という思いが沸いてくる」

「憎むべきIMF」

「韓国からは最後の1ドルまで取り立てて行った」

「前向きに捉えよう。韓国はIMFに勝つことで国のイメージが良くなった。ギリシャは信用できない国になったから、もう貿易もできないだろう」

「韓国がIMFにやられていた時、隣の日本の行動はどうだったかな?やはり信用が置けない国だと分かったはず」

「また韓国にIMFがやって来ないという保証はない」(翻訳・編集/和氣)

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