韓国、たばこ価格値上げの効果が減少=販売数が前年並みに回復―中国メディア

Record China    2015年7月10日(金) 17時45分

拡大

8日、韓国政府が今年1月にたばこ価格を2倍近く引き上げてから半年がたったが、その効果は明らかに減少している。写真は韓国のたばこ。

(1 / 2 枚)

2015年7月8日、中国・環球網は、韓国政府が今年1月にたばこ価格を2倍近く引き上げてから半年がたったが、その効果は明らかに減少していると報じた。

その他の写真

8日付の韓国・中央日報によると、韓国のコンビニ大手5社の6月のたばこ販売数は28億8800万本で、前年同期比92%まで戻った。

1月は18億5300万本(前年同期比67%)、3月が24億8300万本(同84%)、5月が28億4700万本(同91%)と、回復傾向が続いている。

業界では、販売数の回復について、「禁煙を断念した人が増えたことで、販売店が前年に仕入れていた本数でも需要に追い付かなかった」と分析する。業界関係者は「2004年に500ウォン(現在のレートで約55円)値上げされた際には、販売数は7〜8カ月後に元に戻った。今回も9月ごろには例年の水準になるだろう」としている。

禁煙を断念したというある市民は「たばこ価格が2000ウォン(約220円)引き上げられた直後は負担に感じていたが、もう慣れてしまった。周りでも、禁煙を決意した人の9割がたばこを吸い始めている」と話す。(翻訳・編集/柳川)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携