訪日した中国人観光客に「まるで虫の大群のよう」、日本のネットユーザーはなぜこんなコメントを寄せたのか?―中国ネット

Record China    2015年7月9日(木) 14時37分

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8日、中国のインターネット上に「なぜ日本のネットユーザーは訪日した中国人観光客を『まるで虫の大群のよう』とコメントしたのか?」と題する文章が掲載された。写真は銀座を訪れた中国人観光客。

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2015年7月8日、中国のインターネット上に「なぜ日本のネットユーザーは訪日した中国人観光客を『まるで虫の大群のよう』とコメントしたのか?」と題する文章が掲載された。

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今月初旬に約4000人の中国人を乗せたクルーズ船が鳥取県日吉津村へ寄港した。中国人観光客が押し寄せた地元のショッピングモールは短時間で商品の売り切れが続出。住民の生活に支障が出る事態となり、日本のネットユーザーは「まるで虫の大群だ」とコメントした。

旺盛な購買力と圧倒的な人数で押し寄せる中国人観光客は、観光先で商品を爆買いし、地元経済を活性化させる起爆剤となっている。政府、企業、店、従業員は中国人を大歓迎してくれるが、特に利益を受けない住民の中には「歓迎どころか迷惑だ」と考える人も多い。その理由として挙げられるのが、中国人が爆買いすることによって需要と供給のバランスが崩れ、結果として物価の引き上げにつながってしまうという現実だ。また、中国人が商品を買い尽くすことで地元住民が不便を強いられることも多い。さらに、大声でのけんか、ごみのポイ捨て、痰吐きなど一部の中国人観光客が海外に持ち出す国内の悪習に、秩序を大切することに慣れた地元住民が不満を抱くことだってある。

長い間、中国の代名詞は「貧困、時代遅れ」だった。一部の国の中国人に対する悪いイメージは根深く、これが彼らの優越感を形成した。しかし、中国人が豊かになったことでこの感情は中国人観光客のみっともない行為に対する嘲笑という形として表れ、自身の優越感を強めようという結果をもたらした。特に日本人は日清戦争以来、中国人に対する強い優越感を持ち続けている。今回のクルーズ船の一件で「虫の大群」という言葉が使われたのも、これが背景にあるのではないだろうか。(翻訳・編集/野谷

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