2015年7月8日、韓国・KBSテレビによると、各国に広がる「韓流」の代表コンテンツ・K−POPが、単なる文化的商材にとどまらず、韓国の輸出経済力をけん引しているとの研究結果が出た。

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韓国産業研究院が世界55カ国を対象にK−POPが韓国産製品の購買に与える影響を調べたところ、K−POPが浸透している国ほど韓国産製品が売れていることが分かった。具体的な金額では、動画サイトYouTubeでのK−POP再生回数が1回増えるごとに、韓国の輸出額が6500ドル（約78万円）増加し、グーグルの検索インデックスが1点上がると、1万2000ドル（約145万円）増加していた。

化粧品や衣類といった消費期間の短い商品だけでなく、鉄鋼や自動車でも同じような効果が出ていた。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「K−POPはアジアで有名なだけで、欧米では全然駄目だ。むしろゲーム産業の方が影響力があるけど、韓国はそのゲーム産業をつぶしてしまった」

「いつからK−POPが韓流の代表になったの？ゲーム市場を駄目にしてからか？」

「K−POPが人気のはずの東南アジアでも、韓国車シェアは5％くらい。日本車が一番人気だ」

「こんなふざけた話、生まれて初めて聞いたよ」

「オリンピックも経済的効果が何兆ウォンにもなるって言うけど、仁川のアジア大会開催国が、なぜいまだにこんな状態なの？」

「6500回の再生で1ドルじゃなくて？いったいどう計算したらこんな数字が出るんだ？」

「最近の韓国のポップスはうるさくて、2010年から聞いてないよ」

「外国人にK−POPのことを聞くと、ほとんどが知らないと答えるけど…」

「それなら、江南（カンナム）スタイルのおかげでずいぶん輸出できたはずだよね？それなのになんで不況なの？」（翻訳・編集/和氣）