マンションなどの家賃が急上昇、五輪控え住宅需要増が背景に―北京市

Record China    2007年9月16日(日) 22時27分

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2007年9月、北京市のマンションなど賃貸住宅の平均家賃がこの数か月間で9%近くも上昇していることがわかった。北京五輪を来年に控え、住宅需要の急増が背景にあると見られる。写真は北京市の不動産広告。

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2007年9月、不動産業者「我愛我家」は北京市のマンションなど賃貸住宅の家賃に関する調査結果を発表した。

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それによると、同市の今年1月から8月までの平均家賃は月2153元(約3万4500円)で、年初に比べ8.7%も上昇していることがわかった。全国平均では4%の伸びで、北京の突出した値上がりぶりが目立つ。

来年の五輪開催を控え、北京市内では建設ラッシュが続いている。そのため、各地から大量の出稼ぎ農民などが流入し、住宅が不足していることが家賃相場を押し上げていると見られる。

また、政府は低所得者向けに安価なマンションを確保すると表明しているが、この政策の実施を待ち、一時的にマンション購入を控えて賃貸住宅に住む動きが広がっていることも家賃上昇の要因の一つのようだ。(翻訳・編集/KT)

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