2015年7月9日、観察者網によると、ダイキン工業が中国での空調設備生産の一部を日本の工場に戻したことが、中国市場を撤退するのではとの憶測を生んでいる。

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ダイキン工業は2014年から中国・珠海格力電器に委託しているエアコンの一部生産を、滋賀県の自社工場に戻したという。これにともない、中国の業界内ではダイキン工業の中国市場撤退の予兆ではないかとの憶測が流れている。

このニュースに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「これは始まりにすぎない」

「この流れはすでに固まったな」

「ついでに日本の大使も連れて帰ってくれ」

「空調業界は中国メーカーの天下だな！」

「中国の空調技術は世界をリードしている。日本企業の撤退は当然のこと」

「ダイキンなんて聞いたことがないメーカーだ。格力なら知っているけど」

「格力電器は世界的な空調業界の王者と言える。コンプレッサーからコンデンサーに至るまで自己生産していて、中国でも唯一、核心技術をすべて持っているメーカーだ」

「みんな格力で作っているんだったら、格力を買えばいいだけのことだ」

「空調業界では三菱電機のコンプレッサーが世界一との神話がある。わが民族の企業がこれを打ち壊してくれることを期待する」

「家電業界でわれわれと遊ぼうなんて無理な話なんだよ。さっさと出ていけ」

「大丈夫！撤退しても日本旅行に行く中国人が買って帰ってくるから！」（翻訳・編集/山中）