2015年7月9日、澎湃新聞は記事「中国人海外旅行目的地、韓国が1位から30位代にまで急落」を掲載した。

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ある旅行コンサルティング企業によると、6月に韓国を訪問した中国人出国者数は前年同期と比べてほぼ半数になったという。上海市出入国管理部局の統計では、上海から韓国に向かう出国者は40％近い減少を記録している。ツアー旅行はほぼ消滅し、韓国に向かう中国人はビジネス客ばかりだ。

この急落を招いたのは中東呼吸器症候群（MERS）の影響だ。韓国側は旅行価格を値下げしたが、「値下げは逆に安全性やサービスの質に対する疑念を深めた」と旅行業界関係者は分析している。（翻訳・編集/増田聡太郎）