Record China 2007年9月18日(火) 15時2分
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2007年9月16日、中国政府高官は水質汚染が進む国内の河川や海、湖について「“休息”を与えることが必要だ」と保護政策の必要性を訴えた。写真は湖北省で汚染され濁った湖の水を使って洗濯する人。
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2007年9月16日、中国環境保護総局の周生賢(ジョウ・ションシエン)局長は「第3回環境と発展中国論壇」に出席。「中国は環境汚染で河川、海、湖などに破壊的な影響が及んでいる」とした上、 「“休息”を与えることが不可欠」との表現で、早急な環境保護政策の必要性を訴えた。
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周局長は、国が定める水域における“休息”の具体的内容について、「汚染物質の排出禁止」「高汚染、高エネルギー消費の生産工場の淘汰」「汚染物質排出基準を超える工場の生産停止を含む制裁措置」「汚水処理施設の建設促進」―などを挙げた。
最近の中国では、水質の悪化が飲料水水源の汚染につながりかねないとの懸念も高まっている。周局長の発言はこうした国民の不安も念頭において行われたと見られる。(翻訳・編集/BA)
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