2015年7月13日、韓国・聯合ニュースは、日本が中国の東シナ海ガス田施設建設に神経を尖らせており、両国間の火種となっていると報じた。

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東シナ海のガス田に関しては、日中両政府が2008年に共同開発を行うことで合意したが、2010年に中国が条約締結交渉を延期すると発表。2013年には中国による新たな掘削施設の建設が明らかになった。施設が建設された場所は、共同開発することになった領域から、日本が主張する日中両国の境界線である「日中中間線」に隣接した中国側海域だ。

菅義偉官房長官は6日の記者会見で、「政府として2013年6月以降に（日中）中間線の中国側で新たな海洋プラットフォームの建設を確認している」とし、「わが国としては繰り返し中国側に強い抗議を行うとともに、作業の中止を求めている」と述べた。しかし、中国は「関連する活動は中国側の管轄海域で実施している」とし、日本側の抗議を受け入れていない。中国外交部の華春瑩（ホア・チュンイン）報道官は6日の記者会見で、「日本の抗議はつじつまが合わない」とし、「建設停止要求には応じられない」と反発した。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「中国の海域だというのに、日本はなぜ大騒ぎしているのだ？」

「日本は自分を大国だと思って中国にも反発しているのだろうが、実際は米国がいないと何もできない」

「日本はいつも意図的に問題を作り、交渉カードに利用する。事件の核心を歪曲し、論点をすり替え、損害を最小限に抑える外交に長けた国。中国のガス田も同じだ」

「中国は日本より悪質だからな。注意が必要だ」

「中国はなぜもめごとばかり起こすのか理解できない。日本人も嫌いだが、中国人の方が数倍嫌い」

「日中韓3カ国とも国内の政治・経済が不安定なので、あえて外国との緊張関係を作り出し、政治的収集を図っているのだ」

「中国は蘇岩礁（韓国名は離於島。中国と韓国が共同管理する暫定経済水域に位置する）周辺で違法操業をして、韓国との間でも騒動を起こしている」

「韓国も離於島にコンクリートを流し込んでレーダー基地を作ろう。他国がやっているのに韓国は何を遠慮している」（翻訳・編集/三田）