中国が「戦勝70年軍事パレード」に安倍首相を招待、目的は日本に対する挑発?―香港メディア

Record China    2015年7月15日(水) 22時25分

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14日、香港・大公網は、中国政府が9月3日に予定している「抗日戦争勝利70周年」の軍事パレードに安倍晋三首相を招待したことを受け、今後2カ月の日中間のやりとりに国際的な注目が集まると報じた。資料写真。

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2015年7月14日、香港・大公網は、中国政府が9月3日に予定している「抗日戦争勝利70周年」の軍事パレードに安倍晋三首相を招待したことを受け、今後2カ月の日中間のやりとりに国際的な注目が集まると報じた。

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中国が日本の政治指導者を軍事パレードに招待するのではないかとの見方は数カ月前から出ていた。中国政府から公式な意思表示はなかったが、否定的な意見も出ていなかった。中国の外交姿勢は、不確実な事柄についてコメントしないことが通例であることから、中国外交部の程国平(チョン・グオピン)副部長が安倍首相を招待すると公にしたことには、何らかの一定の意味合いが含まれている。

右傾化を強める日本の政治指導者を招くのは「日本を挑発するため」との見方もある。だが、習近平(シー・ジンピン)国家主席が最も多く会見した外国の指導者は、ロシアプーチン大統領を除けば安倍首相であり、中国が日本を外交上重要な存在と捉えていることは明らかだ。挑発だけが目的という見方は、習主席や中国の外交姿勢を過小評価するものだ。

他国の政治指導者とともに安倍首相も招待することは、外交上のマナーと利益に沿うものであり、中国が自らの発展に自信を持っていることをうかがわせ、今後の日中関係においても前向きな見方に基づいた自信を抱いていることを表している。(翻訳・編集/岡田)

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