<中国食品>転機迎える豚肉産業、大規模経営・冷凍配送など現代化が課題に―江蘇省南京市

Record China    2007年9月18日(火) 12時41分

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17日、江蘇省南京市で、「第4回世界豚肉大会」が開催。席上、中国肉類協会のフー福強副主席は中国の豚肉産業は今、現代化への転換を迫られていると話した。写真は江蘇省南京市のスーパー。

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2007年9月17日、江蘇省南京市で、「第4回世界豚肉大会」が開催されている。席上、中国肉類協会のフー福強(フー・フーチャン)副主席は中国の豚肉消費量は一日あたり14万トンにまで成長したが、今後は量から質への転換期を迎えるとの見通しを語った。

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フー副主席は中国の豚肉産業が変革の時代を迎えており、伝統的な産業形態から新たな形態への変化を迫られていると話した。個別の農家がそれぞれ豚を飼っていた時代から大規模化、冷凍配送、専売店チェーンの構築など現代化の時代を迎え、豚肉生産も量の拡大から質の向上を目指す時代になったという。

新華社によると、2006年中国の肉類生産量は8051万トンと16年連続で世界一の座についた。うち豚肉の生産量は5197万トンで世界全体の生産量の49%を占めており、一人あたりの消費量は年平均39kgとなっている。肉類を含む副食類の消費量はその国の経済成長の度合いを示すものとも言われており、豚肉産業の転換は経済成長を続ける中国が新たなステージに入りつつあることを表していると言えそうだ。(翻訳・編集/KT)

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