Record China 2015年7月16日(木) 8時47分
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15日、中国アニメに今度は米国アニメのパクリ疑惑が浮上している背景には、政府の補助金政策が関係しているとの報道が中国のネットユーザーの強い関心を呼んでいる。日本のユーザーからは皮肉の声も聞かれている。写真は中国の海外アニメ関連グッズ。
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2015年7月15日、中国アニメに今度は米国アニメのパクリ疑惑が浮上している背景には、政府の補助金政策が関係しているとの報道が中国のネットユーザーの強い関心を呼んでいる。かつてパクられた被害者・日本のユーザーからは「中国で独創的なのは『抗日喜劇』くらい」と皮肉られる始末だ。
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中国紙・新京報によると、同国で最近制作された国産アニメ「汽車人総動員」が米ディズニー配給作品「カーズ」(2006年)に酷似しているとの指摘が上がっており、「アニメ制作会社が政府の補助金を狙っているため」との業界関係者の声を紹介した。中国政府は04年から国産アニメ産業の支援に本格的に取り組み、制作本数に応じた補助金支給や付加価値税・営業税などの優遇措置を講じている。関係者は「適当に作ったパクリ作品はコストを抑えられる。放映されれば補助金も手に入る」と説明している。
中国アニメをめぐってはこれまで、「クレヨンしんちゃん」「超特急ヒカリアン」など日本のアニメをまねた盗作疑惑が指摘されたことがある。
この報道について中国ネットでは疑惑を否定するような声は一切見られず、「これが中国の特色というものだ」という開き直りの声すら聞かれた。しかし、大半は「恥ずかしくて日本人の前で顔を上げられない」「中国はいつの間にかパクリ天国になってしまった。ドラマ、漫画、アニメ…。逆にパクっていないものってあるのか」と自省的だ。
日本ネットでは「中国は何もかもパクってオリジナルなものなどない」との声が一般的なものの、「中国は三国志や西遊記を生んだ本場なんだから本気で取り組めば面白いものができるはず」「スタートが遅いと言うのは言い訳だ。日本アニメの代表作『鉄腕アトム』は初期の作品だ。オリジナル性と内容の面白さが勝負だ」と励ましの声すら聞かれた。(編集/KO)
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