北京五輪を控え、TVのCM価格が急上昇へ―中国

2007年9月18日、北京市で中国中央電視台（CCTV）の2008年コマーシャル説明会が開催された。席上、CCTV広告部の夏洪波（シャー・ホンポー）主任は2008年の広告価格は例年とは異なり、徹底的な見直しが行われると発表した。

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CCTVのコマーシャル料金は定価が設定されており、GDPの成長率に合わせ大体毎年10％の速度で料金は上がってきた。しかし、来年は北京五輪もあり、徹底的な価格の見直しが行われるという。

もっとも夏主任は今回の調整は単純な値上げではなく、一部で実態に合わなかった価格を合理的になるよう調整するものだと話した。しかし過熱する経済・五輪への高い注目を背景にCCTVへの広告出稿希望は極めて多く、価格の大幅な値上がりは避けられないとの見方が強い。（翻訳・編集/KT）