日本による侵略の歴史を研究することは、被侵略国である中国の責任だ―香港紙

Record China    2015年7月19日(日) 8時39分

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15日、中国新聞網は、「中国が日本による侵略の歴史を研究することは、歴史に対する責任だ」と伝えた。写真は中国人民抗日戦争記念館。

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2015年7月15日、中国新聞網は香港メディアの報道を引用し、「中国が日本による侵略の歴史を研究することは、歴史に対する責任だ」と伝えた。

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中国は今年を中国人民抗日戦争勝利および世界反ファシズム戦争勝利70周年の節目の年と位置付けている。香港紙・大公報は同日付で、「日本による侵略は中華民族にとって巨大な災難」と語る中国共産党中央党史研究室の元副主任の意見を掲載。同氏は「今日に至っても侵略の事実を認めようとしない勢力が存在している。この研究を進めることは歴史に対する責任であり、民族的な感情をあおるものではない」と述べ、「数十年がたった今、本来ならばこの問題を大きく騒ぎ立てる必要などないはずだが、まともな謝罪すらぐずっている状態。だから、事実を並べて話をしようとしている」と説明する。

また、中国社会科学院近代史研究所の責任者は「当時の侵略国だけでなく、侵略された側も歴史の教訓を胸に刻んでおく必要がある。戦争を記念するということは、憎しみを引きずり続けるためのものではなく、戦争を遠ざけるためのものだ」と語った。(翻訳・編集/野谷

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