不正絶えない韓国海軍、現役将校や「韓国の国父」の孫といった大物含む63人を起訴―韓国メディア

Record China    2015年7月17日(金) 22時0分

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15日、韓国当局は続出する韓国軍の不正を受け行われた取り締まりで、将校を含む63人を起訴したと明らかにした。「韓国の国父」と呼ばれる金九の孫という大物も釣り上がったという。写真は軍関連の資料画像。

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2015年7月15日、韓国メディアによると、韓国当局は同日、続出する韓国軍の不正を受け行われた取り締まりで、将校を含む63人を起訴したと明らかにした。「韓国の国父」と呼ばれる金九(キム・グ)の孫という大物も釣り上がったという。法制晩報が伝えた。

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韓国・聯合ニュースによると、金九の孫は2014年、ヘリコプターメーカーのアグスタウェストランドから14億ウォン(約1億5000万円)の金銭を受け取った。その見返りとして韓国軍高官に同社を推薦し、AW159(ワイルドキャット)を購入させたという。金九の孫は「不正はなかった」と容疑を否認している。

昨年、韓国では軍の不正が相次ぎ発覚。韓国政府が巨額を投じた新型の救助艦「統営(トンヨン)艦」では、搭載予定の軍用ソナーが漁船用の「魚群探知機」だったと判明。2億ウォン(約2000万円)のソナーを韓国海軍は40億ウォン(約4億3000万円)で購入していたという。こうした不正問題を受け、韓国当局は同年11月に軍専門の不正調査チームを立ち上げ取り締まりを行ってきた。

今年に入っても不正問題は相次ぎ、1月には元海軍参謀長が7億ウォン(約7500万円)の賄賂を受け取ったとして逮捕され、6月にはワイルドキャットの性能に関して、部下に報告書を改ざんさせたとして現役の海軍少将が逮捕されている。(翻訳・編集/内山

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