2015年7月17日、韓国・聯合ニュースは、「菅義偉官房長官が17日、安保法案に対する世論の批判を正面突破する意向を明らかにした」と報じた。

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菅官房長官は17日の記者会見で、最近続いている安保法案への反対デモについての見解を求められ、「国会で与党側の質問時間が極めて少なかったと思う。法案に反対するデモが全国に広がる動きがあることも承知しているが、政府は国民の平和や安全な暮らしを守る責任がある。（1960年の）日米安保改定の時も、今の何倍か、何十倍かのデモがあった。そして国連平和維持活動（PKO）に自衛隊を派遣する時も、世論に今をはるかに超える反対意見があった。しかし、今日を見ると、自衛隊の活躍によって我が国の平和や安全が守られていることも事実ではないか」と反論した。野党の反対の中、16日に集団的自衛権法案を衆院本会議で通過させた安倍政権は、9月27日までの定期国会の会期中に参議院も通過させる方針だ。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。以下はその一部。

「安倍は民心を理解しようとせず、菅は日本を改編しようとしている」

「韓国と日本が戦争する可能性が高まった。おそらく独島（日本名：竹島）を口実に攻めてくるだろう」

「日本の若者がかわいそうだ。これから軍隊に行かねばならない」

「日本の愛国ネット右翼たちよ、日本に軍隊が出来たら実際に入隊して、現実の愛国心を見せてみろ」

「やろうとしている事が理解できない。日本は世界でも異質な国だからな〜」

「日本人の臨機応変な詭弁（きべん）は、まさに世界レベルだ」

「日本でも韓国でも右翼がうるさく、あまりにも日韓外交が敏感になっているのではないだろうか？だから集団的自衛権についても、韓国で過度に敏感になっている」

「日本ばかりを責めるわけにはいかない。自衛隊の活動で日本は国の平和と安全、豊かさを享受できるが、韓国の政治家はその点に関しては何も言わない」

「日本だけでなく、全世界が第3次世界大戦に向かって少しずつ進んでいるような気がする」（翻訳・編集/三田）