Record China 2007年9月20日(木) 18時44分
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19日、江西省南昌市で、最高人民法院研究室の邵文虹主任は、近年、両親が都市部に出稼ぎに出かけたため農村で一人で暮らしている子供の犯罪が急増していることを明かした。写真は北京市の崇文留置場。
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2007年9月19日、江西省南昌市で、中国中央電視台放送のチャリティー番組の記者会見が開かれた。席上、最高人民法院研究室の邵文虹(シャオ・ウェンホン)主任は2000年以来、有罪判決を受けた未成年者が年平均13%のペースで増加していることを明かした。特に“留守児童”と呼ばれる、両親が都市部に出稼ぎに出かけたため農村で一人で暮らしている子供の犯罪が目立つという。
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出稼ぎ農民の急増に伴って、現在2300万人の“留守児童”がいると推定されている。両親がいないため、“留守児童”は非行、ひいては犯罪へと走りやすいという。また、両親の保護を受けられないため、騙されたり犯罪に巻き込まれる事例も少なくない。
邵主任は未成年者は少年法廷で審理されるが、犯罪事由・背景を考慮した上で教育的見地を主として裁判が行われると話し、犯罪を犯した子供たちを救うことが重要だと強調した。(翻訳・編集/KT)
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