2015年7月21日、中国メディア・騰訊（テンセント）によると、北京で18、19日に開催された韓国のアイドルユニット・EXOのコンサートで、メンバーの顔面に向けて客席からレーザー光線が当てられたことから、ファンが激怒している。

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北京マスターカードセンターで開催された「EXO PLANET＃2−The EXO’luXion−in BEIJING」。韓国で今最も人気のあるEXOのコンサートとあって、チケット争奪戦は激烈を極め、会場は連日超満員だった。だが、コンサート終了後に一部のファンが「メンバーの顔にレーザーポイントが当てられた」とネットに画像付きで投稿。画像を見ると、メンバーのベッキョンやチャニョル、カイの顔面、特に目の近くに赤いレーザーポイントが当たっているのが確認できる。当日会場にいたファンによると、レーザーポイントを最も多く当てられたのはカイだったという。

出力の高いレーザー光線を直視した場合、失明の危険性がある。このため、レーザーポイントを販売する際には「人に向けて使用しない」との注意書きが義務付けられている。

EXOファンは「アンチファンの仕業にしても、やり過ぎだ！」と激怒。ネット上にはレーザーが発射された座席の場所や発射した女性の外見などの情報が次々と書き込まれ、ファンによる犯人捜しが行われている。一方で、入場する際の持ち物検査の徹底や会場内での警備体制強化を主催者側に強く求めている。（翻訳・編集/本郷）