<南シナ海問題>フィリピン軍がスービック湾に軍事基地、FA−50戦闘機12機を配備―海外メディア

Record China    2015年7月23日(木) 9時32分

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21日、環球網は、フィリピン軍がスービック湾の軍事基地再開を認めたと報じた。写真は南シナ海。

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2015年7月21日、環球網は海外メディアの報道を引用し、フィリピン軍がスービック湾の軍事基地再開を認めたと報じた。軍は今年、同湾にFA−50戦闘機12機を配備する計画を立てており、向こう2年間で10機追加するとの指摘も出ている。

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フィリピンは昨年、軍事施設使用について米国への便宜を拡大することに同意しており、今月16日にはスービック湾の軍事基地再開が報じられた。

AFP通信の20日付の報道によると、フィリピンは南シナ海問題への対応に向け、同湾にあるかつての米海軍基地に戦闘機や護衛艦を配備する計画。フィリピン国防部の関係者は、「基地は中国が実効支配するスカボロー礁まで約200キロの距離」と述べ、深水港という条件や滑走路の状況から「非常に理想的な軍事拠点」と評価した。また、米軍との関係については「米軍の艦船はこれまで同様、同湾の軍事基地に停泊したり、演習を行うなどできる。基地を再び米軍に帰属させる可能性も排除しない」と述べた。

米海軍は冷戦時代に同湾を軍事拠点としていたが、1992年にこれを閉鎖した。その後は経済特区として利用されてきた。(翻訳・編集/野谷

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