中国三峡ダムの中国メディア特集記事、配信7時間後に削除=「『敏感な問題』に触れたため」との憶測広がる―米華字メディア

Record China    2015年7月23日(木) 7時6分

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22日、米華字ニュースサイト・多維新聞によると、中国で最近、世界最大の「三峡ダム」に関する特別記事を中国メディアが掲載したところ、約7時間後に削除された。

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2015年7月22日、米華字ニュースサイト・多維新聞によると、中国で最近、世界最大の「三峡ダム」に関する特別記事を中国メディアが掲載したところ、約7時間後に削除された。関係者の間では「いわゆる中国政府が問題視する『敏感な問題』に触れたためでは」との憶測が広がっている。

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三峡ダムはこれまでにも、ダムの水質汚染の悪化や、下流沿岸地域の環境汚染が問題視されてきた。さらに、一部の専門家の間には「ダムの建設過程そのものにも問題があったのでは」との指摘が出ていた。建設計画が大規模なため、関与する利益集団の数が多く、本来は国際基準にのっとるべき建設・管理基準がないがしろにされているとの見方もある。

中でも長江河口に近い上海周辺では、土砂の消失、水質の汚染、海水による沿岸部の侵食、生態系の破壊などが懸念されている。中国政府は現在、ダムを取り巻く問題解決に向け対策を練っている。(翻訳・編集/大宮)

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