Record China 2006年6月27日(火) 13時38分
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もう少しでここを出られる麻薬中毒者、目にも希望が輝いている。
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2006年6月26日は、発足以来、19回目の「国際麻薬乱用撲滅デー」である。ここは、湖南省常徳市(こなんしょう じょうとくし)郊外にある麻薬中毒回復所。三階建ての白い建物で、壁には大きく赤い文字で「文明、団結、重教、感化」と書かれている。人生の再生を図る麻薬中毒者たちは、この回復所で、この日を迎えた。
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ちょうどこの日は家族面会日、回復所の外には、すでに大勢の家族が憂鬱な表情で面会の時を待っていた。回復所を入ってすぐ隣に、面会用の個室があった。この個室はまさに麻薬中毒者たちの精神の拠り所である。大きなガラスによって隔離された向こう側にいる家族と対面し、励ましの言葉を聞く。ここでの家族の温かいささやきが、彼らを長い苦痛を伴なう、辛い治療から救ってくれるのだ。家族が持参する差し入れは、警察の厳しいチェックの下、中毒者に手渡される。中毒症状が現われた場合、たとえ小さい鉄の破片でも、立派な凶器になる可能性があるからだ。
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