2015年7月23日、韓国・ヘラルド経済によると、日本の防衛白書の記述に猛抗議をしていた韓国国防部が、日本との局長級政策実務会議を開催すべく調整していることが分かり、韓国で批判を浴びている。

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韓国国防部は21日、日本が公表した2015年版の防衛白書で「竹島は日本固有の領土」とした記述について即座に抗議し、「日本が不当な主張を続ける限り、未来志向的な日韓軍事関係の発展は期待できない」としていた。しかし23日、国防部関係者は、8月初めに日韓国防当局の局長級会議を開催する方向で調整中であり、会議の議題に竹島の問題が含まれるかどうかはまだ決まっていない、と明らかにした。

国防部の発表について、韓国では「矛盾した行動により、日本に独島（日本名：竹島）に関する誤ったメッセージを与えかねない」との指摘が出ており、韓国のネットユーザーからも批判の声が数多く寄せられている。

「朴槿恵（パク・クネ）大統領は骨の髄まで親日だ。ただ朴正煕（パク・チョンヒ。朴大統領の父親）の親日遍歴を意識して反日を装っているだけ。親日も遺伝するみたいだ」

「こうなると思ってた。国民の前では強硬に抗議すると言ってたのに。この前の世界遺産の時もそうだった」

「毎年10％ずつ愛国心が減っていく。米国がなかったら、済州島が韓国領として残っているかすら疑わしい」

「本当にムカつく。最近の外交部にしても国防部にしても、国民感情や世論をどれだけ熱しやすく冷めやすいと侮っているんだ？本当に恥ずかしい」

「ついこの前、ニュースで『日韓軍事交流は絶対にできない』と見たけど、もう立場を変えたの？」

「プライドもないのか？いくら親日派が権力を握っていると言っても、ここまで来ると、韓国に対する哀れみも生まれない」

「韓国軍の親日派をまず探し出して断罪すべきだ」（翻訳・編集/和氣）