2015年7月25日、韓国・世界日報は、米大統領選挙の共和党候補予備選挙で何かと話題のドナルド・トランプ氏が述べた「韓国の安保ただ乗り論」が「半分は正しい」とする米メディアの報道を伝えた。

【その他の写真】

米外交専門誌「ザ・ディプロマット」は23日（現地時間）、「韓国が昨年在韓米軍維持費用に8億6100万ドル（約1000億円）を提供したが、これは全駐留費用の半分にも満たない」と指摘した。さらに、「韓国で米韓同盟に対する批判が起きており、韓国の左派グループは在韓米軍を朝鮮半島の統一と韓国主権の障害物だと思っている」と伝えた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「米国とは仲たがいするかもしれない。自分の国にメリットがなければ、韓国を捨てるのが米国だ。私たちも核兵器を持つ時がきた」

「撤退したけりゃ撤退しろ。撤退したら、その瞬間に東アジアで核武装、武器開発競争が繰り広げられる。日本や韓国や台湾は、金や技術がなくて核開発をしていない訳ではない」

「私も米軍撤退に賛成だ。そして核武装だ」

「核開発を主張するやつらがいるが、資源もなく、経済制裁されたら1カ月も耐えられない韓国で核開発だって？笑わせる。それにカネもないのにどうやって原爆を作るつもりなんだ？」

「米軍が駐留する代わりに、退役するような軍事装備を韓国に売りつけているではないか」

「こんなのは、米国内の親日保守の宣伝に過ぎない」

「左派の反米活動が活発になりすぎると、米韓関係が崩れてしまう」

「米韓は互いの利益のために今の関係を維持しているのであって、米国はロシアや中国のけん制の足がかりとして韓国が必要なんじゃないのか」（翻訳・編集/三田）