中国でテーマパークが飽和状態、数年内に経営難か―香港紙

Record China    2015年7月29日(水) 15時52分

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中国は世界各地の開発業者が注目する市場ではあるが、現在計画されているテーマパークは21カ所、建設中のテーマパークは20カ所もあり、飽和状態となっている。写真は深センのテーマパーク「世界の窓」。

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2015年7月19日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国は世界各地の開発業者が注目する市場ではあるが、現在計画されているテーマパークは21カ所あり、それとは別に建設中のテーマパークは20カ所もある。26日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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大連に本部を置く海昌控股有限公司は、中国南東部にある海のテーマパーク7カ所とディズニーランドと同種のテーマパーク1カ所を管理しているが、さらに2カ所のテーマパークを上海と海南島に建設中だ。同社の運営するテーマパークの14年の来客数は1150万人に上り、上場した香港市場での評価も高い。

しかし、同社経営陣は大型テーマパークを建設、拡張してきた経営方針から過大な資産を持たない「アセットライト戦略」への転換を計画している。王旭光(ワン・シューグアン)CEOは中国ではテーマパーク事業がすでに飽和状態に陥っていると指摘し、「数年以内に経営難に陥る事業が出てくる」と話している。

16年には上海に中国本土初のディズニーランドが開園する予定となっているほか、ユニバーサル・スタジオ北京も19年の開園を目指して計画が進められている。(翻訳・編集/岡田)

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