2015年7月28日、韓国・聯合ニュースによると、韓国第一級の保安施設である釜山港の警備が韓国の中学3年生によって破られた。中学生は、税関や出入国管理事務所、国際旅客ターミナルなど港の重要機関の目をかいくぐり、日本行きのフェリーに無断乗船、出港4時間後に発見された。

【その他の写真】

韓国慶尚北道南部、慶山市の中学校に通う男子生徒は、1学期の終業式を終えた17日、制服のまま特急列車に乗り釜山駅に向かった。成績表を親に見せ叱られるのが不安で、家出して島に行こうと考えたという。釜山港に着いた男子生徒は、税関裏手にあった鉄扉下の隙間から港に侵入、出入国管理事務所などを囲むフェンスも乗り越え、下関行きのフェリーに乗り込みトイレに隠れた。しかし、悪天候によりフェリーには貨物のみが乗せられたため、18日の朝7時ごろ甲板に出たところを船員に見つかり、無断乗船が発覚した。

フェリー会社から身柄を引き受けた釜山地方警察庁は、男子生徒を密航取締法違反などの容疑で送検した。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「成績のせいで家出するとは。大人になって奥さんとけんかしたら、米航空宇宙局（NASA）に侵入してロケットに乗りそう（笑）」

「一度、刑務所を見学させて、怖がらせてやれ。こういう子には早期教育が必要だ」

「一人で映画でも撮ってるみたいだね。大きくなったら俳優の道へ」

「教育して特殊部隊に送れ」

「国家施設の保安問題もあるけど、こういう行動に走らせた根本的な原因は、両親じゃないか？」

「韓国は密航が可能な国なんだな」

「もう驚きもしないよ。韓国はいつも無能だから」

「乗客を普通に乗せていたら、日本まで行っただろうね。日本で成長して、大物になったかもしれない」

「僕のおじいさんも、1930年代に同じ方法で日本に密航して戻ってきたらしい」

「日本に行って日本でニュースになるところだったね。中3が不法入国、罰金刑で送還」

「笑っちゃいけないけど、笑える。日本に密航とはすごいね」（翻訳・編集/和氣）