中国の富裕層、半数以上が30〜49歳―米誌

Record China    2015年7月30日(木) 15時7分

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28日、中国の富裕層の半数以上が30〜49歳であることが分かった。

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2015年7月28日、米誌フォーブス中国語版はこのほど、保険会社「友邦保険」と共同で「中国富裕層生命保険市場白書(2015)」を発表した。中国の富裕層はここ数年で急増しており、今年末には112万人に到達し、所有する投資可能な個人資産の総額も114兆5000億元(約2290兆円)に達する見込みだ。

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白書によると、14年末の時点で、投資可能な個人資産の総額は約106兆2000億元(約2124兆円)。11年から毎年平均13.3%のペースで増加し、3年で計33兆1000億元(約662兆円)増加している。14年には、現金や貯蓄のほか、金融資産の増加が顕著となり、前年同期比32.0%増となった。うち、株式や基金、債券などの増加が著しい。15年末には、その額が114兆5000億元に達すると見られている。

中国の富裕層の数は11年の51万人から、毎年10万人以上のペースで増加し、14年には91万人になり、今年末には112万人に達する見込みだ。アンケートの結果によると、中国の富裕層のうち、男性が53.2%、女性が46.8%を占めており、ほぼ均等になっている。富裕層の平均年齢は43歳で、半数以上が30-49歳に集中。中年層が富裕層の中心となっている。

富裕層のうち、最も多いのは、上から順に、企業のオーナー、企業の管理職、企業の一般職員で、全体の85%を占めている。富裕層の多い業界トップ2は、金融と貿易で、全体の40%を超えている。科学技術、メディア、通信を代表とするニューエコノミーが、かつてないスピードで個人財産の推移を牽引している。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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