2015年7月29日、韓国・ニューシスによると、日系米国人俳優が制作した「慰安婦の少女像」が、ニューヨーク・マンハッタンで公開される。

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マンハッタンのオフブロードウェーでは、31日から韓国の慰安婦をテーマとしたミュージカル「コンフォート・ウーマン（Comfort Women）」の上演が予定されている。制作会社によると、上演開始に先立ち劇場前で慰安婦像の除幕式を行った後、終演日まで展示、他の劇場で上演する場合は移動して展示する。

この慰安婦像は、米国生まれの日系2世で今回のミュージカルに出演する俳優エドワード・イケグチ氏がコンピューターでデザインし、制作した。慰安婦像は韓国国内の10カ所余り、海外の3カ所（1カ所は設置準備中）に設置されているが、韓国人以外の手による制作はこれが初めてだ。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「日系米国人は第2次世界大戦中に潜在的スパイという烙印（らくいん）を押され、収容所に入れられた。だから、血が日本人というだけで、日本人とは違う」

「この俳優は周囲の環境がどれだけ大事かを教えてくれている」

「慰安婦問題は恥ではなく未来への教訓だ。性奴隷だった慰安婦は、韓国人のみならず世界が守るべき人権に対する終わりなき問題だ」

「素敵。安倍（首相）以外に、正しい心を持った日本人も多い」

「こういう人を見ると、日本人も人なんだな、と分かる」

「韓国の国会議員には慰安婦像の設置自体に反対している人もいるのに、この俳優は立派だ」

「戦犯の子孫にしても、親日派の子孫にしても、こういう良いことから学べないのかな？」

「日本を強大国・先進国と認めざるを得ない理由は、自分が正しいと思うことを人目を気にせずやり通す日本人が多いからだ」

「日本にも常識ある人がいるのに、韓国の指導者たちはみんな常識を失っている」（翻訳・編集/和氣）