中国の食いしん坊観光客、日本を旅行も「板前さんにすまなかった」と慌ただしいツアーに憤慨―中国紙

Record China    2015年8月1日(土) 5時36分

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30日、中国・深セン晩報は、日本に旅行した中国人観光客の体験談を紹介した。写真は長崎。

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2015年7月30日、中国・深セン晩報は、日本に旅行した中国人観光客の体験談を紹介した。

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ツアーでの観光は好きではないが、両親がいるということで、手間がかからないツアーで長崎を観光した。両親は長崎の観光地にご満悦の様子だったが、食いしん坊の私にとって楽しみはランチであり、日本グルメは今回の旅行の最大の目的だった。

長崎はふぐが有名だと聞き、ランチはぜひふぐ料理を堪能したいと考えていたが、ツアーのランチ時間はわずかに1時間。しかもバスの停車場所周辺には料理店がなく、移動時間と店を選ぶ時間、料理が出るまでの時間を考慮するとふぐ料理を食べることは不可能だった。結局日本料理店に入ったが、時間の関係で料理人を全く尊重しないような食べ方をしてしまった。あんなに新鮮なマグロを見たことはなかったが、それを楽しむことはできず、みそ汁とごっちゃまぜにし5分でランチを済ませそそくさとバスに戻った。せっかく日本の板前さんが心をこめて作ってくれた素晴らしい料理だったのに、今回ほど料理を台無しにしたことはない。ツアーの時間配分が憎くてしょうがない。

私の長崎観光は1日の行程だったが、日本観光を1日で済まそうなどとは考えない方がいい。日本はアジア国家の中で、私が始終異国情緒を感じる数少ない国。重要なのは、日本のグルメが精緻を極めていることだ。食いしん坊の私にとって、今回の長崎旅行は心にぽっかり穴が空いた思いだ。この穴は必ず埋めなければならない!(翻訳・編集/内山

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