MERSが事実上終息、ソウルの交通機関利用者数は前年並みに回復―中国メディア

Record China    2015年7月31日(金) 5時34分

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30日、中東呼吸器症候群の影響で急減していた韓国・ソウルの公共交通機関の利用者数が、7月第4週に前年同期の95%程度まで回復した。写真はソウルの地下鉄。

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2015年7月30日、韓国メディアによると、中東呼吸器症候群(MERS)の影響で急減していた韓国・ソウルの公共交通機関の利用者数が、7月第4週に前年同期の95%程度まで回復した。中国新聞社が伝えた。

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ソウル市政府はMERSの最初の感染者が発生した5月第4週(18〜22日)から7月第4週(20〜24日)までの公共交通機関の乗客数を分析した。

乗客数は6月初めに急減し、第2週に1日当たりの乗客数が平均1093万人と、前年同期比で12%落ち込んだ。第3週には持ち直し始め、7月第4週は1日平均1135万人で、前年同期の95%まで戻った。交通手段別では、地下鉄の乗客の減少幅がバスよりも小さく回復も早かった。

韓国では5月20日に最初の患者が確認されてから69日目に事実上の終息宣言が出された。現在治療中の感染者1人は遺伝子検査で陽性と陰性の反応が繰り返し出ており、正式な終息宣言は8月下旬以降になるとみられる。(翻訳・編集/柳川)

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